自己評価シートの書き方(1) 文字数とExel小技
今日は、第三者評価の自己評価(経営層)のExelシートにまつわるちょっとしたノウハウをお届けします。
ご存じのように、サブカテゴリーごとに「良いと思う点」「改善する必要があると思う点」を自由記述する欄があります。そこを例に説明しましょう。
「良いと思う点」の初期設定
まずは左。「良いと思う点」。
シートの初期設定では
- MS Pゴシック 11pt
- 全角で207文字
になっています。
「改善する必要がある点」の初期設定
次に、右隣の「改善する必要がある点」。
初期設定は
- MS Pゴシック
- 11pt全角で193文字
となっています。
そして、画像を見ていただくと分かるように、「折り返して全体を表示する」がOFFになっています。
お手数ですが、そこはONに直してください。
文字が入りきらない場合の対処法
自己評価では、自由記述で書いていただくことがたくさんあります。上の自己評価の例ですと、「私たちの実践例」「その実践の記録等」もそうですね。創意工夫や努力を重ねていらっしゃる事業所であればなおさらだと思います。
そこで、文字数をもっと入れたいときに使える方法は…。
フォントの種類とフォントサイズを変えましょう。
ここでのおすすめ(文字がより多く入るフォント)は、
MS UI Gothic
です。
それでも入りきらない場合は、
フォントサイズを「8.5pt」
にしてみましょう。
「8.5」にする方法を念のため説明します。
フォントのサイズのところ、「11」と表示されているところに、キーボードで直接「8.5」と入力します。
※プルダウンには「8.5」は用意されていません。
繰り返しますと、
- フォントの種類をMS UI Gothic
- フォントのサイズを8.5pt
この順番です。
MS UI Gothicの10ptが大体Meiryo UIの8ptと同じ大きさなので、フォントの種類選びが最優先です。まずはMS UI Gothicに変更してみてください。
游ゴシックにはゆめゆめなさいませんように。文字数が入らないうえに、手元が見えにくいお年頃に差し掛かった私たちにはかなり可読性が低いデザイン。印刷すると読みにくさアップです。
次は、事業プロフィルの自由記述欄について書く予定です。
解説してほしい項目などのリクエストがございましたら、メールフォームからご連絡ください。
時間に余裕があるときでしたら、お答えしたいと思います。(余裕がない場合があります。)
※今回は、これまでご縁のあった事業所を念頭に置きながら書いたため、MacやLinuxは想定しておりません。悪しからずご了承ください。
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サンプルテキスト by 青空文庫