保育園と特養の一番違うところは?

最近、 第三者評価で保育園と特養の両方を訪れている評価者にお話を聞く機会がありました。

私はもっぱら高齢者施設に伺うので、保育園の話を聞くことはめったにありません。

興味津々で、こんな質問をしてみました。

「保育園と特養で、『一番違うのはここだな~』と思うのはどんなところですか?」

Aさんの場合

「何もかも違うので…そうですねー、一番と言うと、お食事でしょうか。
特養は普通のお食事という感じがしますが、保育園は基本的に薄味です。素材の味を活かして味わうように、ごく薄味で調理されている印象です。

それから、保育園の場合、利用者調査の対象が親御さんになります。ご意見・ご要望がたくさん出てきます。
一つひとつ時間を掛けてお尋ねしていく特養の利用者調査とは違いますよね」

Bさんの場合

「室温ですね!
保育園って、室温が低いんですよ。
それでも、園児のお子さんも先生方も半袖だったりするんですが、私には寒くて!
保育園の評価に入るときは、使い捨てカイロ持参で行くようになりました。
特養の場合はむしろ室温が高くて、安心です」

人が違えば

指摘している箇所がまったく違うのが興味深いです。

評価者が変われば視点が変わり、出てくる評価結果も違ってくると想像できますね。

ご縁があれば私も保育園の評価に入らせていただきたいと思うのですが…。その時、どんなことを感じて、どう考えるのか、自分でまったく想像がつかないので楽しみです。

(Image by skeeze from Pixabay)

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