令和元年生まれと昭和2年生まれの子どもの名前TOP5

明治安田生命保険は11月29日に、今年生まれた赤ちゃんの名前ランキングを発表しました。

令和元年(2019年)生まれの子どもの名前TOP5

大手メディアはTOP3を掲載していますので、ここでは5位まで載せましょう。下の画像をご覧ください。

生まれ年別名前ベスト10 – 明治安田生命 よりキャプチャ

男の子は、「蓮」「陽翔」「新」「湊」「蒼」。
女の子は、「凛」「陽葵」「結愛」「杏」「紬」。

という結果になりました。

1位は「蓮」「凛」

男の子の1位が「蓮」、女の子の1位が「凛」。

どちらも、真っ先にアニメのキャラが頭に思い浮かびますが、その辺は親のみぞ知るというところでしょう。

2位は「陽翔」「新」と「陽葵」

「陽翔」の読み方

男の子の2位「陽翔」は例年人気があるようです。

読み方が分からないので調べてみると、「はると」「ひなた」「ひかる」「ひな」などと読ませるとか。う~ん、漢字からはまったくわかりません(汗)。

「陽葵」の読み方

女の子2位の「陽葵」も難読漢字ですね。

こちらは、「ひまり」「ひより」「ひなた」「ひいろ」「ひまわり」などと読ませるとか。難しいです。

そして、「陽翔」「陽葵」 のどちらも「ひなた」なんですねー。

令和元年の名前の傾向

TOP5を見ると、新しい元号の影響はほぼ見られませんでした。

「新」が新時代を意味するのか、マンガのキャラから来ているのかは分かりませんが、何となくもう元号には縛られない風潮なのではないかという気がします。

というのも、今回のTOP5の名前は男女いずれも、マンガやアニメで聞いた名前に感じるからです。

さらに男の子の名前には、次の傾向があると思いました。

  • 自然に関する漢字(ハス、太陽、船着き場→海や川、空の青)
  • ジェンダーレス

改元が名前に影響するという発想が、そもそも古いのかもしれませんね。

昭和2年(1928年)生まれの子どもの名前TOP5

ご年配の方々には言うまでもないことですが、昭和2年のときには、新元号「昭和」から1文字取って名前につけるのが流行ったのです。

昭和2年生まれの女の子は「和子」さんがとても多いと、今まで何度も聞きました。 実際、「和子」さんにお目にかかることも多かったです。

私の親戚には 昭和2年生まれの「昭子」さんがおりまして、「和子」さんほどではないけれども、こちらも多かったと聞いています。

利用者調査の際に、そんな話題で利用者の方と楽しくお話させていただいたことがありました。その会話のなかで、男の子は「和夫」さん、それから漢字違いの「和男」さん、「昭」さんも多かったと聞きました。

(注)なぜ昭和元年ではなく2年を取り上げるのか。
昭和元年は12月26日から始まり、6日だけ。データが少なすぎるので、丸1年ある昭和2年を取り上げています。

では、昭和2年のデータも見てみましょう。

生まれ年別名前ベスト10 – 明治安田生命 よりキャプチャ

男の子1位は「昭二」

長男だと「昭一」さん、次男だと「昭二」さん、だったのでしょうか。それとも、「昭二」さんは昭和2年の意味だった可能性も?

「昭」さんも多かったんですね。

「和夫」さんは3位でした。聞いたとおり、多かったことが分かりました。

女の子1位は「和子」

やはり「和子」さんは1位でした。「昭子」さんが2位。データが証明してくれました。

そして、「久子」「照子」「幸子」と続きます。どの名前も、これからの時代が幸せであるように、幸せな日々が長く続きますようにと祈りを込めたのだろうと推測できます。

令和元年と昭和2年を見比べると、時代の違いをひしひしと感じました。

みなさんはどうでしたか?

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